違いを認める

皆さんこんにちは!

 I have a dream that my four little children will one day live in a nation where they will not be judged by the color of their skin, but by the content of their character.
私には夢がある。いつの日か、私の4人の子供たちが肌の色ではなく人格によって判断される国に住めるようになるという夢が。

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(Martin Luther King, Jr.、アメリカのプロテスタントバプテスト派の牧師、キング牧師の名で知られる。)

組織の最小単位である家庭は、性格や過ごしてきた環境が違う男女が一緒になってまずできる。その家庭に子供が出来たり、親と同居したりしてより大きな家族組織ができる。

そんな家庭というものの集合体が地域社会、そして国家になる。私達の社会というものは、元々違う個性から出発していることは、家庭という最小単位を見てみれば明らかなことである。

しかし、私達は、私達の社会がそれぞれ違う個性の人々で構成されているということを忘れがちである。。家庭でも、学校でも、企業でも、地域社会でも、そして国家でも、その違いを認めようとしないことが多いのが現実である。それで良いのであろうか。昨今のいじめの問題は、その様なところにあるのではないか。

多くの公共施設は、健常者優先になっており身体の不自由な人や高齢者には配慮がかなり足りない現実がある。多少は、改善されては来ているが。その様なハードの面のバリアフリーを取り除くのは勿論のこと、どんな人に対しても受け入れる姿勢、言い換えれば、心のバリアフリーを形成することが大切である。

最近では、LGBTQの人達への理解も重要な課題となっています。

LGBTとは、Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性別越境者)、Questioning(性的指向や性自認がはっきりしない、決められないあるいは悩んでいる状況にある人)の頭文字をとった単語で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称のひとつである。

電通ダイバーシティ・ラボが2015年に行った調査によると(全国69,989名にスクリーニング調査)、日本のLGBTの割合は人口の7.6%存在すると言われています。トランスジェンダーには、出生時の身体の性別によってMtF(Male To Female)やTrans woman 、FtM(Female To Male)やTrans manという表現も用いられます。

最近頻繁にグローバル化ということを至るところで聞くようになりました。日本企業の海外企業買収が増えていて、その買収後の経営がうまくいっているケース、反対に、失敗するケースもある。成功不成功には、様々な要因が関連しています。

また、反対に外国企業が日本に進出してくるケースも多くなっています。特に新型コロナ禍の前までは顕著でした。

あるいは、新型コロナ禍の前までは、インバウンドツーリストの増加や外国人労働者の増加で、「グローバル」「異文化」という言葉が頻繁にメディアを通して聞くようになった。そして様々な問題も起きています。

多様性を認めることを社会の基本にしながら、社会の調和をはかって行くことが大切ではないでしょうか。それが、社会のダイナミズムに繋がることだと思います。

古代ギリシャの哲学者・プラトンは次のように語っています。

「国家も人間も変わりはない。国家も人間の様々な性格からできあがる。」

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投稿者プロフィール

市村 修一
市村 修一
【略 歴】
茨城県生まれ。
明治大学政治経済学部卒業。日米欧の企業、主に外資系企業でCFO、代表取締役社長を経験し、経営全般、経営戦略策定、人事、組織開発に深く関わる。その経験を活かし、激動の時代に卓越した人財の育成、組織開発の必要性が急務と痛感し独立。「挑戦・創造・変革」をキーワードに、日本企業、外資系企業と、幅広く人財・組織開発コンサルタントとして、特に、上級管理職育成、経営戦略策定、組織開発などの分野で研修、コンサルティング、講演活動等で活躍を経て、世界の人々のこころの支援を多言語多文化で行うグローバルスタートアップとして事業展開を目指す決意をする。

【背景】
2005年11月、 約10年連れ添った最愛の妻をがんで5年間の闘病の後亡くす。
翌年、伴侶との死別自助グループ「Good Grief Network」を共同設立。個別・グループ・グリーフカウンセリングを行う。映像を使用した自助カウンセリングを取り入れる。大きな成果を残し、それぞれの死別体験者は、新たな人生を歩み出す。
長年実践研究を妻とともにしてきた「いきるとは?」「人間学」「メンタルレジリエンス」「メンタルヘルス」「グリーフケア」をさらに学際的に実践研究を推し進め、多数の素晴らしい成果が生まれてきた。私自身がグローバルビジネスの世界で様々な体験をする中で思いを強くした社会課題解決の人生を賭ける決意をする。

株式会社レジクスレイ(Resixley Incorporated)を設立、創業者兼CEO
事業成長アクセラレーター
広島県公立大学法人叡啓大学キャリアメンター

【専門領域】
・レジリエンス(精神的回復力) ・グリーフケア ・異文化理解 ・グローバル人財育成 
・東洋哲学・思想(人間学、経営哲学、経営戦略) ・組織文化・風土改革  ・人材・組織開発、キャリア開発
・イノベーション・グローバル・エコシステム形成支援

【主な論文/プレス発表】
「仕事と脳力開発-挫折また挫折そして希望へ-」(城野経済研究所)
「英語教育と脳力開発-受験直前一ヶ月前の戦略・戦術」(城野経済研究所)
「国際派就職ガイド」(三修社)
「セミナーニュース(私立幼稚園を支援する)」(日本経営教育研究所)

【主な研修実績】
・グローバルビジネスコミュニケーションスキルアップ ・リーダーシップ ・コーチング
・ファシリテーション ・ディベート ・プレゼンテーション ・問題解決
・グローバルキャリアモデル構築と実践 ・キャリア・デザインセミナー
・創造性開発 ・情報収集分析 ・プロジェクトマネジメント研修他
※上記、いずれもファシリテーション型ワークショップを基本に実施

【主なコンサルティング実績】
年次経営計画の作成。コスト削減計画作成・実施。適正在庫水準のコントロール・指導を遂行。人事総務部門では、インセンティブプログラムの開発・実施、人事評価システムの考案。リストラクチャリングの実施。サプライチェーン部門では、そのプロセス及びコスト構造の改善。ERPの導入に際しては、プロジェクトリーダーを務め、導入期限内にその導入。組織全般の企業風土・文化の改革を行う。

【主な講演実績】
産業構造変革時代に求められる人材
外資系企業で働くということ
外資系企業へのアプローチ
異文化理解力
経営の志
商いは感動だ!
品質は、タダで手に入る
利益は、タダで手に入る
共生の時代を創る-点から面へ、そして主流へ
幸せのコミュニケーション
古典に学ぶ人生
古典に学ぶ経営
論語と経営
論語と人生
安岡正篤先生から学んだこと
素読のすすめ
経営の突破口は儒学にあり
実践行動学として儒学に学ぶ!~今ここに美しく生きるために~
何のためにいきるのか~一人の女性の死を見つめて~
縁により縁に生きる
縁に生かされて~人は生きているのではなく生かされているのだ!~
看取ることによって手渡されるいのちのバトン
など